Wednesday, June 29, 2011

オリジナル水着

モノキニは、ミューラーンのオリジナル水着も店に新作を出すとすぐに売れるそうだ。水着好きの女性にとってモノキニは垂涎のアイテムらしい。「トレンドの最先端を行くギャルが『クラブでも着れるよねー』みた 3点セット水着 いなノリで買ったり、海外旅行に行くようなOLの方も買いますね」(土屋さん)。クラブや海外のビーチで着慣れた女性たちは、夏には江ノ島あたりの海岸でもフツーに着るのだろうか。

ではモノキニのタイプを確認しておこう。ミューラーン2011年新作水着の内覧会会場で説明を受けながら、モデルが水着を披露してくれた。

「モノキニには大きく分けて『O型』と『I型』の2タイプがあります。おヘソが見えるのがO型、見えないのがI型です」(同)。O型はヘソのまわりが丸く開いているので「O」、I型はヘソを隠しつつブラとショーツが上下でつながっているので「I」。象形文字的な発想のネーミングである。というか、特にO型はヘソのまわりのマルをOと見立てる、見たまんまである。

「デザインはいろいろで、先に紹介したインポート水着は、“I型のVが深いタイプ”という感じですね」(同)。「V」とはこの場合、“胸元の刳(く)り”を指す。
モノキニ水着は側面も「おや?」と思わせる。目の前に上写真のような側面の水着女性がいたら、前面がどうなっているのか、前に回って見た水着くなるに違いない。

そして、ヘソを見せない「I型」モノキニの例がこちら。


水着
新型は布で覆う面積が小さいだけではない。股ぐりが旧型のようにハイレグではなく、股上の浅い「ローライズ」である。
ショーツはさらに“面積小さめ”がポイント。「女性のパンツは後ろから見て布面積が小さいほど小尻に見える」と一般に言われる法則がある。ビーチバレーの選手もお尻を小さく見せるため水着は脇の細いパンツをはく。以女性 水着前、記事で紹介した通りだ。

「みなさん隠したがるんですけど、覆うと全部がお尻と見なされて、ボテーっと見えちゃう。お尻の大きい人は、お尻を全部覆うより肌を見せたほうが小さく見えるんです」
正面、側面、背面と見る角度によって、違う水着を着ているような千変万化の魅力を放つモノキニ水着。360度、見どころが多岐にわたるため、読者諸兄の“目が釘付け状態”もつい長びくのではないか。

なにより女性にとってモノキニ人気の理由は、「オシャレに見えて、しかも目の錯覚でスタイルがよく見えること」(土屋さん)。そんなギャラリーに対し、“目くらまし効果”が期待できるというのだ。

「脇が刳(く)れていると、本人のボディーラインも刳れているように見えるんです。体の肌色よりも水着のカラーがまず目に入って、目の錯覚が起きる。特に黒が効果的です。黒のモノキニを着ると、黒い部分があたかもその子のボディーラインのように見える。ちょっとぽっちゃりしたモデルに着せても、モノキニだけはスタイルがよく見えるんですよね」(同)

なるほど。やや寸胴な体型でも、サイドは水着のラインに乗じて刳れて見える。……しかし、前方に突き出た“下腹ぽっこり”はどうなの? 錯覚のさせようがないと思うのだがなあ。

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